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妖怪天井画で有名な大山の圓流院で、
大山の画僧塔然150回忌記念絵画展 が開かれています。
9月12日〜10月9日まで。
塔然(1796-1861)は幕末の名僧で、
仏学や漢字を修める一方で詩文や書画をよくし、
晩年は病のため寺を出て米子市の八幡(日野川畔)に「迎岳観」という草庵をむすび、多くの詩文や書画作品を残しています。
塔然が生まれたのはこの皆生。
自叙伝によると、
「寛政八年九月二三日夜、皆生に生まれた。父は漁師で多吉、母は岩といった。幼いときから絵に興味を持ち、地面やかべに指で牛や馬の絵を描いて遊んだ。はじめは絵を描くことは子供の遊びのひとつでしかなかったが、そのうち意識して絵に気持ちを打ち込むようになり、ついには、絵師になりたいという思いが強くなっていった」
という(大山寺の名僧から引用)。
当館は目の前が海ですので、塔然の生まれた家は間違いなく近くにあったはずです。
詳しくは、当館の貸し出し図書に「大山寺の名僧」でどうぞ。
大山寺のHPはこちら
http://daisenji.jp/
妖怪天井画もお勧めです。
床板に寝転がりながら見上げるのがおすすめの観賞法です。
大山にお越しの際は、妖怪天井画の圓流院をどうぞ!
また、その入口に立つ大杉が今パワースポットとして一躍有名になりました。