先日、天気の良い日に米子城に行ってきました。
米子市街を一望するスポットとしては一番いいので、市民はよく行きます。
登山口からわずか10分で登頂できますので、軽い運動にはいいかも。
登っていきますと、歴史のある石垣が。
昔の人の技術力ってすごいですね。
あっという間に天守閣のあった場所に到着♪
東側の写真です。
右手にはうっすらと秀峰大山が。
煙が見えるのは、王子製紙米子工場。
西を向くと一番手前に中海。その向こうに弓ヶ浜半島、その向こうに日本海をはさんで島根半島が見えます。
米子城の歴史は、関が原の戦いに功のあった中村一忠が伯耆藩主となり、1600年に天守閣を造営したとのことです。
その前には尼子一族の城であったり、毛利方の吉川家の城であったり。
中村一忠はその後改易され、加藤貞泰が来封。しかし10数年すぐに伊予の大洲藩に移されました。大洲では今でも米子の方言が多少残っているそうです。
加藤家のあとは伯耆藩は廃され、鳥取藩の池田家の所領となり、家老の荒尾家が城代として預ります。
城下町ではなく、商人の町という気風が育まれ、「逃げた米子で花が咲く」といわれるような誰にでもチャンスのある町となりました。