皆生温泉のオリジナル日本酒、「皆生温泉 海に降る雪 上代」の新作のため、青年部で田植えをしてまいりました。
海に降る雪プロジェクトは今年で4年目を迎えます。
ポツポツと雨の落ちてくる中、ひとつひとつ丁寧に植えてきました。
慣れた手付きの人、初めてでおっかなびっくりの人。
それぞれ様々でしたが、みんなで美味しい酒米に育つよう祈りを込めます。
秋には収穫の稲刈り、冬には酒米仕込みが楽しみです。
田植えを終えた後は、みんなで「なおらい」。
場所は、廃校となった昔の小学校分校。
こちらは鳥取県はじめてのどぶろく特区を受けた「株式会社上代」が校庭で「源流どぶろく」を作っておられます。
この「源流どぶろく上代」は「皆生温泉海に降る雪」の兄弟酒です。
元々この二つのお酒は同じ酒造(益尾酒造)で作っておりましたが、その酒造さんは時代の流れに逆らえず2010年に廃業されてしまいました。
そこで皆生温泉の海に降る雪は境港の「千代むすび酒造」さんで醸造することになりました。
源流上代のほうは特区認定をうけてから、この分校の校庭で作っておられます。
同じコンセプトのお酒ですが、源流上代のほうは中に入っている米麹の量が断然多く、発泡性も高く感じられました。
アルコール度数も16%で、美味しさにつられてクイクイ杯を空けると、あっといまに酔ってしまいました。
校庭の醸造所に続き、今年の6月からは木造校舎を生かした新食堂が開業いたします。
その名も「農家食堂 上代学校」!
開業前に特別にお料理を用意して頂きました。
まだ黒板などが残る教室に食事スペースやがあり、廊下にはカウンターをしつらえて校庭や山村の風景を眺めながら食事を楽しめるようになっております。
どぶろく上代と並ぶ、この食堂の目玉商品がタコ(多幸)料理。
地区内の福岡神社に熊野灘で嵐に遭った祭神がタコに助けられたとの故事にちなむ氏子がわらのタコをささげて舞う奇祭「蛸舞(たこまい)式神事」(県無形民俗文化財)と「幸せが多かれ」とかけた混ぜご飯。食感もよく美味しく頂きました。
6月28日にオープンする食堂「農家食堂 上代学校」。
この多幸料理のほか、地元産のそば粉を使った手作りそばの「かあちゃんそば」、甘酒、コーヒーがございます。
そばの種類は、ざる、釜揚げ、おろし、変わりそばがございます。
株式会社上代「農家食堂上代」
■営業時間:
土曜日・日曜日の11:00〜14:30(食事)、11:00〜16:00(喫茶)
■鳥取県西伯郡伯耆町福岡2073−1
■電話0859−62−1711
是非お立ち寄りください。
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